:::Love IO NON HON PAURA!::: | |
ぼくは怖くない 監督:ガブリエーレ・サルヴァトーレス (「エーゲ海の天使」「ニルヴァーナ」「マラケシュ・エクスプレス」) 脚本:ニコロ・アンマニーティ、フランチェスカ・マルチャーノ 原作:ニコロ・アンマニーティ 音楽:エツィオ・ボッソ |
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ずっとみたいと思っていた映画。 この映画にひかれたのは、イタリアの片田舎、一面銀色の稲穂畑の映像にひかれた。 子供たちが、自転車でその中を走りぬける。 私は、東京の郊外で育った。 小さいときは、周りに畑が沢山あったものだが、地平線が見えるところなんてなかった。 広い空も。 私が見ていた空は、どこも建物に遮られていた。 一面〜畑と広い空は、私にとって永遠の憧れなのかも。 内容は、一人の少年が夏休みに村のはずれにある廃屋に隠された大きな穴を発見する。 その穴の中には、一人の男の子がいた・・・・。っていう話なんだけど。 男の子を見つけた少年は、当然、無条件に助けようって思うわけ。 でも、それが、大人にとっては不都合だったりするのよね。 廃屋にもう、行っちゃだめっ!!って言われても、男の子が気になる。 また、止められるともっと行きたくなったりする。 子どもにとって1番身近な大人って親でしょ? もう、絶対的な信頼の元に存在してるんだけど、 正当な理由ではなく、大人の都合とかエゴで、力を振りかざしたりする。 自分が正しいと思ってることが、親にとっては優先されないていう矛盾が生まれて。 それに気づいた時の子どもの落胆ってすごい。でも、最終的に頼れるのは親だけなんだよね。 で、親も、都合やエゴで子ども攻めてしまうけど、子どもを愛してるんだよね。 それが最後に悲しい結末になるのよね、この映画。 子どもの頃って、公園とかで気がついたら知らない子と遊んでたなんていう事よくあった。 今の子たちは違うのかな? また、親も自分の子どもだけはかわいいっていう時代でもなくなってるのかな? よく、自分の子ども、不意に死なせちゃいましたみたいな話し聞くと どうして?って悲しくなるよね。それよりも、その時の自分が大事だったのかな? |
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